2015年11月10日火曜日

叔父の病と余命、そして若かりし叔父から受けた影響







先週くらいに
父方の一番下の叔父から父に電話があった。


病院で重要な話があるので、
つきそいで父にいっしょに来て欲しいと。

(叔父は独身なので、同居の家族はいない。)



いやな予感はした。




結局予感はあたり、
叔父は末期がんだった。

余命一ヶ月。



たったの一ヶ月。


叔父は
年を越せないかもしれない。






バブルまでの叔父は
知り合いの会社の下請けとして、
個人で地質関係の研究仕事をしていた。


私が小学生の頃は、
よく父とサイクリングがてら叔父のアパートに遊びにいき、
きれいな貝殻や石を見せてもらったものだ。

そして、
サラリーマンではない生き方もあるのだということを、
学んだ。



うちの父方の伯父や叔父たちは、
彼以外みな比較的固い仕事をしていた。


公務員、サラリーマン、獣医などなど。


その中で唯一、
この人は本当に好きなことをして食べている、
と感じたのがこの叔父だった。




直接的になにかを教えてもらったわけではないけれど。

臆病で頭のかたかった自分が、
将来好きな世界に進むという選択肢を持てたのは
もしかしたらこの叔父の存在が大きかったのかもしれない。






その後のバブル崩壊で、
叔父は選択をあやまり、
仕事をうしなった。

さらにメンタルと神経の病を得て………
現在は残念ながら、
生活保護受給者だ。




近年の叔父の面変わりに少なからずショックを受け、
最近はすすんで顔を合わせることは避けていた。

しかし、
私はきちんと叔父に会って、
お礼を伝えなければならないのかもしれない。






恩師の訃報

和紙の原料のひとつ、ミツマタ 先日、ともだちの若手和紙職人から一通のメールがきました。 「今日、○○さんが亡くなったそうです。」 突然の訃報 ○○さんとは、私にとっては紙漉きをおそわった師匠であり恩師なのだけど、 その○○先生が亡くなったという連絡で...